人前で話すことは得意だった
自分の強みを生かす受験方式がある、と自分が所属している団体の方に教えていただいたことが総合型選抜という受験方式を知ったきっかけである。私の小学校では、日頃からプレゼンや発表が多く設けられる授業形式であったため、人前で話すことには慣れていた。そこから私は意欲的に地元の学生団体や、環境コミュニティにも所属し、いわゆる"課外活動"に熱心に取り組む学生生活を送っていた。
授業の濃さと面白さに魅了された
塾を紹介していただいたのも、同じく団体にいる方だった。体験授業を受け、5月下旬ごろに入塾をした。授業内容の濃さやなかまのレベルが異常なくらいに高いという点に惹かれたのはもちろん、単純に授業が楽しかった。この難しい内容の授業が楽しいと感じられるこの塾の環境で受験に取り組みたいと思った。
私が受けた体験授業は、自分の興味のある社会問題をイシューに分解して考えていく、という授業であった。私がその頃興味を持っていた社会問題は、課外活動を行っていく中で特に問題視していた"地元の過疎化"であった。この授業を受けるまで私は、課題の本質どころか上部だけで課題と向き合っていたのだと気づいた。
曖昧な志望理由書の要項に苦戦
自分は何も見えていなかった、という認識、そして思考のプロセスを学ぶことができた。総合型受験は経験だけでなく、このようなプロセスを地道に理解し、相手に伝えることが大切なのだと気付かされた。私の受験した放送学科の受験内容には曖昧なものが多く、エントリーシートや、小論文と向き合う中でも何度も書き直し、たくさんの人の意見を聞いた上で提出することができた。
当たり前かもしれないが、合格するまでの間は、受験をやめたい、もう小論文解きたくない、など何度もネガティブな感情になった。しかし、それでも講師の方々の励ましや、塾の仲間のがんばってる姿を見て、私もがんばることができた。